オプトエレクトロニクスは6日続伸、訴訟費用で下げた後はジリジリ回復

株式市場 銘柄

■利益見通しは減額したが売上高については大口案件を要因に増額修正

オプトエレクトロニクス<6664>(JQS)は7月8日の後場、725円(25円高)で始まり、6日続伸基調となっている。6月21日に米国での訴訟費用などを理由として今11月期の連結営業・経常・純利益の見込みを減額修正し、株価も数日間で900円台から一時600円台まで急落したが、売上高については大口案件の獲得を要因に従来予想から2.8%増額した。事業自体は好調との見方が日々強まっているようだ。

 連結純利益の見通しは従来予想の2.60億円を0.78億円の見込みに修正した。発表によると、同社の2次元CMOS製品が米ハネウエル(HONEYWELL)社の特許6件を侵害しているものとして、ITC及びデラウェア州裁判所に訴訟提起された。これについて、当該製品がHONEYWELL社の特許を侵害していないものとして、当該特許の非侵害及び無効の主張、その他適切な反論を行っていく方針だが、但し、このために必要な弁護士費用及びその他経費について見積もり及び試算をした結果、販売費及び一般管理費の大幅な増加が見込まれることとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る