【株式市場】材料株や四半期好決算株など強く日経平均は小反落だが新興指数は高い

株式

◆日経平均は2万1533円48銭(31円67銭安)、TOPIXは1571.32ポイント(3.57ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億3868万株

チャート14

 7月10日(水)後場の東京株式市場は、日経平均が前引けに比べて幾分持ち直し19円安で始まった。日本時間の10日深夜に予定される米FRB議長の議会証言によっては円相場に影響がとの見方があり、前場に続き個別物色の色彩が強い。日経平均は20円安(1万1545円)前後の水準で小動きを続け、小幅反落となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は前引けに続き小高い。

 後場は、インテリジェントウェイブ<4847>(東1)が13時半にかけて一段と強張り、ユニゾンHD<3258>(東1)エイチ・アイ・エス<9603>(東1)による株式買い増し観測報道が13時半過ぎに伝えられてから急伸しストップ高、一時売買停止。アイケイ<2722>(東2)は四半期決算への評価が強くストップ高を継続。アクセルマーク<3624>(東マ)は開発中のブロックチェーンゲームに期待する相場が再燃とされて後場ストップ高。シー・エス・ランバー<7808>(JQS)は業績見通しの増額が注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は11億3868万株(前引けは5億1063万株)、売買代金は1兆9437億円(同8320億円)。1部上場2149銘柄のうち、値上がり銘柄数は764(同671)銘柄、値下がり銘柄数は1297(同1370)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は7業種(前引けは3業種)のみとなり、値上がりした業種は鉱業、精密機器、情報・通信、水産・農林、医薬品、などだった。(HC)

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