協立情報通信の20年2月期第1四半期は増収増益で着地

■今期は増収増益予想

 協立情報通信<3670>(JQS)は10日、2020年2月期第1四半期の連結決算を発表した。

 連結業績は、売上高が前年同期比6.7%増の17億20百万円、営業利益が同17.9%増の1億51百万円、経常利益が同19.8%増の1億55百万円、四半期純利益が同20.6%増の1億06百万円だった。

 各事業を見ると、ソリューション事業では、売上高が前年同期比13.1%増の6億10百万円で、営業利益が同9.9%減の1億円だった。前期に引き続き「働き方改革」対応案件の増加や基幹システムの「改元」対応案件が発生した。 また、4月には「情報創造コミュニティー」の一部を拡充リニューアル。多様な利活用が可能となり、案件創出に寄与した。

 モバイル事業では、売上高が前年同期比3.4%増の11億10百万円で、営業利益が同193.3%増の51百万円となった。法人サービス事業において、6月末の「端末購入サポートの受付終了を前に、駆け込み需要が発生し、販売台数は前年同期を大幅に上回った。

 2020年2月通期業績予想は、売上高は前期比5.7%増の63億50百万円、営業利益は同3.0%増の3億50百万円、経常利益は同1.8%増の3億55百万円、純利益は同2.3%増の2億37百万円としている。

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