【株式市場】NYダウ最高値の割に上値重くTOPIXは小安いが好決算銘柄など強い

株式

◆日経平均は2万1653円13銭(9円60銭高)、TOPIXは1575.11ポイント(2.52ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億2705万株

チャート6 7月12日(金)前場の東京株式市場は、NYダウの最高値更新・初の2万7000ドル台、為替の円安など外部要因がそろった割に上値の重さが目立ち、日経平均は始値の76円61銭高(2万1720円14銭)を高値に一進一退となった。前引けは9円60銭高(2万1653円13銭)だった。TOPIXは安く、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 中で、今期の大幅増益見通し決算を発表した東洋電機製造<6505>(東1)が活況高となり、四半期決算が堅調だったローソン<2651>(東1)も高い。大手ゼロ<9028>(東2)は日産自に続き三菱自の完成車輸送も開始との発表が注目されてストップ高。フェニックスバイオ<6190>(東マ)は「PXBマウス」関連研究が学会の技術賞を受賞したことなどで再び急伸。旭化学工業<7928>(JQS)は第3四半期の2ケタ増益が注目されて一気に年初来の高値。

 東証1部の出来高概算は再び少な目になり4億9937万株、売買代金は8992億円。1部上場2150銘柄のうち、値上がり銘柄数は876銘柄、値下がり銘柄数は1163銘柄となった。(HC)

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