ゼロが急伸ストップ高、日産自に続き三菱自の完成車輸送も開始
- 2019/7/12 11:06
- 材料でみる株価
■2020年6月期の業績から反映され8月の決算発表が待たれることに
自動車陸送の大手ゼロ<9028>(東2)は7月12日、急伸し、10時30分頃にストップ高の972円(150円高)で売買されたまま買い気配に張り付いている。11日付で、三菱自動車工業<7211>(東1)の日本国内の完成車輸送を今年8月中をメドに請負開始すると発表し、注目集中となった。
同社は、すでに日産自動車<7201>(東1)の日本国内の完成車輸送を担っているが、日産自と三菱自は2016年に戦略的アライアンスと資本業務提携を開始しており、このほど、三菱自の完成車輸送を請負開始することになった。新車および中古車の輸送を通じて構築した当社の自動車輸送ネットワークを活用することによって、輸送体制の最適化などのシナジーを創出していく。
2020年6月期の業績から反映されることになり、19年8月の決算発表時に業績予測へ適切に反映させた上で開示するとした。(HC)