【株式市場】日経平均は2日続落だが後場は半導体株など回復し下げ幅を縮める

株式

◆日経平均は2万1469円18銭(66円07銭安)、TOPIXは1567.41ポイント(1.33ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億2395万株

チャート5

 7月17日(水)後場の東京株式市場は、昼休み中に円高傾向が幾分後退し、日経平均は前引けより10円ほど回復して77円安で始まった。信越化学工業<4063>(東1)が一段強含むなど、前場重かった半導体関連株が次第に持ち直し、NTTドコモ<9437>(東1)は一段とジリ高傾向。日経平均も時間とともに下げ幅を縮めながら2日続落となった。東証2部指数、マザーズ指数も安いが、日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、ヤフーとの資本提携を解消との観測報道が出たアスクル<2678>(東1)が一段高となり、ラウンドワン<4680>(東1)は日照時間の記録的な少なさを受けて室内娯楽が盛況とされて再び上伸。UPR<7065>(東2)は5月締めの四半期業績が好調で急伸。仮想通貨流失のリミックスポイント<3825>(東2)は14時頃からプラス圏に浮上。クックビズ<6558>(東マ)も5月締めの四半期業績が好調で急伸。サンオータス<7623>(JQS)は今4月期の業績に期待再燃とされて再騰しストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億2395万株(前引けは4億6158万株)、売買代金は1兆8421億円(同8233億円)。1部上場2150銘柄のうち、値上がり銘柄数は672(同934)銘柄、値下がり銘柄数は1399(同1079)銘柄。変わらずは79銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は15業種(前引けは19業種)となり、値上がり率上位の業種は、繊維製品、鉱業、機械、倉庫・運輸、非鉄金属、陸運パルプ・紙、石油・石炭、保険、化学、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る