【株式市場】トヨタ自動車など持ち直し日経平均は反発し材料株も活況

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9885円77銭(16円01銭高)、TOPIXは1599.42ポイント(10.61ポイント高)、出来高概算(東証1部)は25億4007万株

チャート5 16日後場の東京株式市場は、前場の円高基調が次第に鈍化したほか、香港・上海株式などのアジア市場が総じて堅調と伝えられ、前引けにかけて軟化したトヨタ自動車<7203>(東1)が堅調転換するなど、持ち直す銘柄が増えた。日経平均は11時前の127円64銭安(1万9742円12銭)を安値に持ち直し、一時24円59銭高(1万9894円35銭)まで上げた。東証2部指数は小安いが、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 シャープ<6753>(東1)が前場から2000億円規模の資本支援報道などにより年初来の高値を更新したまま堅調で、国際石油開発帝石<1605>(東1)などの資源株は原油相場の回復などが好感されて軒並み高。任天堂<7974>(東1)もディー・エヌ・エー(2432)との提携効果への期待やゴールドマン・サックス証券による目標株価引き上げを受けて高く、アスラポート・ダイニング<3069>(JQS)は茨城乳業の買収発表が材料視されストップ高、サイオステクノロジー<3744>(東マ)はシステム・アプリケーション開発企業の子会社化などが好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は25億4007万株(前引けは12億2625万株)、売買代金は2兆8158億円(同1兆3398億円)。1部上場1880銘柄のうち、値上がり銘柄数は1064(同609)銘柄、値下がり銘柄数は680(同1133)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は25業種(前引けは14業種)となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、銀行、石油・石炭、鉄鋼、パルプ・紙、保険、その他金融、ガラス・土石、などとなった。

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