ポートは底値圏、20年3月期大幅営業増益予想
- 2019/7/23 05:02
- 業績でみる株価
ポート<7047>(東マ)はキャリア系、ファイナンス系、メディカル系のインターネットメディア事業を展開している。20年3月期大幅営業増益予想である。株価は急落して18年12月安値に接近しているが底値圏だろう。反発を期待したい。
■インターネットメディア事業を展開
18年12月東証マザーズに新規上場した。キャリア系メディア「キャリアパーク!」やファイナンス系メディア「マネット」を主力として、キャリア系、ファイナンス系、メディカル系において領域特化のインターネットメディア事業を展開している。マッチング成立でサービス提供元(広告主)から成果報酬を得るビジネスモデルである。19年7月にはエキサイトと業務提携した。
■20年3月期大幅営業増益予想
20年3月期の非連結業績予想は、売上高が19年3月期比25.7%増の38億19百万円、営業利益が26.5%増の6億85百万円、経常利益が23.5%増の6億39百万円、純利益が1.1%減の5億43百万円としている。
既存領域の規模拡大、新規サービスの収益化、事業提携・M&Aの加速などで大幅増収・営業増益予想としている。なお下期に利益獲得を見込むため、上期は減益予想としている。通期ベースで好業績を期待したい。
■株価は調整一巡
株価は急落して18年12月の上場来安値に接近しているが底値圏だろう。反発を期待したい。7月22日の終値は920円、時価総額は約106億円である。