ヨコオが後場一段高、「初めてMaaS事業へ進出」注目され年初来の高値を更新
- 2019/7/24 14:46
- 材料でみる株価
■クラウドからより安全に車の鍵を制御するシステムを開発しサービス開始
ヨコオ<6800>(東1)は7月24日の後場、一段と強含み、14時30分にかけて2303円(82円高)まで上げて約3週間ぶりに年初来の高値を更新した。同日付で、「ヨコオとして初めて、MaaS向け事業へ進出~車載器および制御サーバーを新たに開発~」と発表。注目されている。
MaaS(マース:Mobility as a Serviceの略)は、出発地から目的地までの移動をサービスとして捉える概念で、このたび、車両利用者に直接鍵を受け渡したりせず、クラウドからより安全に車の鍵の開閉を制御するシステムを開発し、7 月からサービス提供を開始するとした。
すでに、連携して開発を行ってきたニッポンレンタカーサービス株式会社(東京都千代田区)の「セルフレンタカー」に搭載され、7月17日からトライアル運用が始まっているという。(HC)