安江工務店は下値切り上げ、19年12月期増収増益予想
- 2019/7/29 05:29
- 業績でみる株価
安江工務店<1439>(JQ)は愛知県を地盤に、住宅リフォーム事業を主力として住宅関連事業を展開している。19年12月期増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は18年12月安値で底打ちして下値を切り上げている。出直りを期待したい。
■住宅リフォーム事業が主力
愛知県を地盤に、住宅リフォーム事業(18年12月期売上構成比70%)を主力として、新築住宅事業(同22%)や不動産流通事業(同8%)も展開している。M&Aを活用して他地域に進出し、17年9月兵庫県地盤のN-Basic、18年5月熊本県地盤のトーヤハウスを子会社化した。
■19年12月期増収増益予想
19年12月期の連結業績予想は、売上高が18年12月期比3.6%増の49億54百万円、営業利益が8.9%増の2億40百万円、経常利益が8.4%増の2億38百万円、純利益が6.9%増の1億49百万円としている。
既存エリアにおけるシェア拡大、トーヤハウスの通期寄与、原価低減、業務効率向上などで増収増益予想である。第1四半期は赤字だったが、売上面は13.0%増収と順調だった。通期ベースで収益拡大を期待したい。
■株価は下値切り上げ
株価は18年12月安値856円で底打ちして下値を切り上げている。出直りを期待したい。7月24日の終値は1025円、時価総額は約13億円である。