川崎汽船が7%高など海運株が高い、業績回復への期待再燃

■第1四半期として2年ぶりに黒字転換の観測報道

川崎汽船<9107>(東1)は7月29日、再び出直って始まり、取引開始後に7%高の1493円(92円高)まで上げ、戻り高値1497円(7月5日)に迫っている。第1四半期(4~6月)の連結業績について、「20億~40億円程度の黒字だったもよう。(中略)第1四半期として2年ぶりの黒字転換となる」(日本経済新聞7月28日付朝刊)と伝えられ、注目が再燃している。

 このところは海運市況の上昇も材料視されている。日本郵船<9101>(東1)は1.5%高前後で推移し、商船三井<9104>(東1)も0.2%高前後で推移している。(HC)

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