アスラポートが茨城乳業の株式を取得し中沢フーズと業務提携
- 2015/4/17 15:31
- IR企業情報
■茨城乳業に7割出資
アスラポート<3069>(JQS)は、このほど中沢フーズが保有する茨城乳業の株式の一部を譲り受け、併せて中沢フーズと業務提携をしたと発表した。
取得先は中沢フーズ(東京都港区)で、所有割合70%の株式を200万円で取得するとともに、中沢フーズと業務提携する。
アスラポートは、焼肉、居酒屋等の外食フランチャイズを中心に全国で429店舗を展開しており、13年度より新たに「食のバリューチェーンを構築する」という目標を掲げて外食から生産事業への進出を果たし、多層的な付加価値を生み出すビジネスモデルの構築に取り組んでいる。
茨城乳業は、茨城県内で生乳処理とプリン、ヨーグルトなどのデザートや牛乳類を製造、販売しており、アスラポートが展開する外食チェーンや外部へ向けて取引の拡大が見込まれる。
中沢フーズは、生クリームやサワークリームの製造・販売に長年取り組み、ホテル、レストラン、洋菓子店、量販店を販売先として高品質の商品を製造している食品生産事業者である。
茨城乳業をアスラポートと中沢フーズとで共同で経営することから、共同経営の成果を高めるために双方の持つ商品開発力、物流網等を活用することが可能となるとして、茨城乳業の株式譲渡契約と併せて中沢フーズとの業務提携契約を締結することとした。