ケイアイスター不動産が「デフサッカー」を通じてパラスポーツを応援

■日本ろう者サッカー協会とゴールドスポンサー契約を結び理解促進めざす

 関東を中心に不動産の建築と販売を行うケイアイスター不動産<3465>(東1)は8月1日の午後、一般社団法人日本ろう者サッカー協会(東京都品川区、鈴木猛仁代表理事、以下JDFA)とのゴールドスポンサー契約を締結したことを発表した。契約期間は2019年8月1日から2020年7月末日までの1年間になる。

■「デフフットサルワールドカップ2019」はスイスで11月に開催され、日本代表は過去、男子が7位、女子が6位と躍進

 同社は、2019年4月に同社所属のアスリート5名で「ケイアイチャレンジドアスリートチーム」を発足し、パラリンピックやデフリンピックに対する関心、理解促進を進めている。パラスポーツをより身近に感じ、競技に興味を持ってもらうため、同社内だけでなく地元・埼玉県本庄市内のジュニアスポーツ大会で体験会を行うなど社内外で活動している。

 今後は、JDFAと協力して手話講習・講演・フットサル交流など、社内外において聴覚障がい者スポーツへの理解を深める活動を進めていく。また、本契約にともない、デフサッカー・フットサル日本代表トレーニングウェアおよび移動着に同社のロゴを掲出する。

■ルールは通常のサッカーとほぼ変わらず、FIFAのルールに沿って実施

 ろう者サッカー(デフサッカー)は、聴覚に障がいのある選手によるスポーツで「音のないサッカー」とも呼ばれている。ルールは通常のサッカーとほぼ変わらず、FIFA(国際サッカー連盟)が定めるルールに則って行われる。選手は競技中、補聴器を外すことが義務付けられており、ピッチ上ではアイコンタクトや手話でコミュニケーションを取っている。

 2019年11月にスイスでデフフットサルワールドカップ2019が開催される。デフフットサルワールドカップ2015では、男子日本代表が7位、女子日本代表が6位と躍進し、デフサッカー男子日本代表もデフリンピック2017のグループリーグで初勝利を挙げるなど、今後のさらなる活躍が期待されている。

【一般社団法人日本ろう者サッカー協会について】

一般社団法人日本ろう者サッカー協会は、ろう者サッカーの競技人口や競技レベルの向上の発展を目的に、1998年4月に設立された。その後、日本代表の育成とさらなる強化を目指し、17年が経った2015年には一般社団法人として認可され再スタートを切った。デフサッカー・フットサルを通じて聴覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現し、デフサッカー・フットサルの強化に努め日本代表が世界で活躍することで、人々に勇気・希望・感動を与えることをビジョンに掲げている。健全な組織の構築に努め、社会的責任を果たしていくことで、デフサッカー・フットサルの価値向上に取り組んでいる。
(日本ろう者サッカー協会についての詳細は「http://jdfa.jp」を参照)(HC) 

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