and factoryは戻り試す、19年8月期大幅増収増益予想
- 2019/8/5 05:01
- 業績でみる株価
and factory<7035>(東マ)はマンガアプリ関連やIoTを活用したホテル関連を展開している。19年8月期大幅増収増益予想である。第3四半期累計は減益だったが、通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は下値を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。
■マンガアプリ関連やIoT活用したホテル関連を展開
18年9月東証マザーズに新規上場した。Smartphone APP事業(出版社との協業によるマンガアプリ開発・販売)を主力として、IoT事業(IoT体験型宿泊施設のスマートホステル「&AND HOSTEL」企画・開発・プロデュース、宿泊管理システム「innto」や客室タブレットサービス「tabii」等の販売)、その他事業(インターネット広告代理サービス・記事制作サービス等)を展開している。
■19年8月期3Q累計減益だが通期大幅増収増益予想
19年8月期の非連結業績予想は、売上高が18年8月期比2.0倍の38億70百万円、営業利益が40.0%増の5億11百万円、経常利益が39.7%増の5億04百万円、純利益が34.3%増の3億50百万円としている。
第3四半期累計は売上高が前年同期比51.1%増の15億31百万円、営業利益が25.7%減の1億55百万円だった。アプリ開発完了時期変動の影響で減益だったが概ね計画水準としている。通期ベースで収益拡大を期待したい。
■株価は戻り試す
株価は6月の直近安値圏から下値を切り上げている。調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。8月2日の終値は2202円、時価総額は約209億円である。