バンク・オブ・イノベーションは急反発の動き、新作2タイトル開発進行中
- 2019/8/5 05:00
- 業績でみる株価
バンク・オブ・イノベーション<4393>(東マ)はスマホゲームアプリを開発している。RPGアプリ新作2タイトルの開発が進行中としている。株価は6月の上場来安値から急反発の動きだ。戻りを試す展開を期待したい。
■スマホゲームアプリ開発
18年7月東証マザーズに新規上場した。スマホゲームアプリを開発している。基本無料・アイテム課金制を採用し、有料アイテムの売上が主たる収入源となる。15年2月リリースの「幻獣契約クリプトラクト」や17年8月リリースの「ミトラスフィア」が収益を牽引している。
19年9月期第3四半期累計は売上高が前年同期比12.6%減の33億83百万円、営業利益が28.9%増の4億83百万円だった。プロモーション効率化で減収だが、広告宣伝費の抑制で増益だった。
通期予想は、現時点で適正かつ合理的な算定が困難なため非開示としている。新たな主力タイトルに向けてRPGアプリ新作2タイトルの開発が進行中としている。なお「幻獣契約クリプトラクト」および「ミトラスフィア」の海外版配信時期を20年9月期に変更した。
■株価は急反発の動き
株価は6月の上場来安値1307円から急反発の動きだ。戻りを試す展開を期待したい。8月2日の終値は2122円、時価総額は約83億円である。