【銘柄フラッシュ】3Dマトリックスなど急伸し新規上場の海帆は順調

銘柄

 17日は、シャープ<6753>(東1)が朝方は4.3%高まで上げて年初来の高値に進み、メインバンク2行による2000億円規模の支援報道が好感されたが、高かったのは朝方のみで大引けは5.8%安。また、東京エレクトロン<8035>(東1)の3.8%安、アドバンテスト<6857>(東1)の3.9%安など、台湾の半導体受託生産大手の設備投資縮小観測が伝えられて半導体製造装置株が下げ、アルプス電気<6770>(東1)の6.1%安、日立ハイテクノロジーズ<8036>(東1)の5.8%安などと下げが波及し、日経平均の下げを助長した。

 一方、原油市況の回復などが好感されてJXホールディングス<5020>(東1)が2.2%高となり年初来の高値に進み、図書印刷<7913>(東1)は教科書改訂などが材料視されて10.4%高となり高値を更新し、フォーバル<8275>(東1)は「IoT」(モノのインターネット化)関連との期待や最高益決算などへの期待が言われて5.4%高となり高値を更新。3Dマトリックス<7777>(JQS)は欧州での特許取得に続きインドネシアでの医療機器登録承認などの発表が好感されて2日連続ストップ高の22.4%高。、ジーンテクノサイエンス<4584>(東マ)は新たながん診断法などに期待とされて10.9%高となり高値を更新。

 本日新規上場となった海帆(かいはん)<3133>(東マ、売買単位100株)は中京、東海を中心に居酒屋「なつかし処昭和食堂」などを展開し、買い気配を上げて好調なスタート。11時27分に公開価格1020円に対し76%高の1800円で初値がつき、高値は1880円、終値は1654円となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る