SUBARUは13時の決算発表を受け急伸、営業利益は同48%増加

■3月通期の予想は据え置き営業利益は43%増など想定

SUBARU<7270>(東1)は8月5日、13時になって急伸し、直前の2420.5円(37.5円安)前後から一気に5%高の2584.5円(126.5円高)まで上げて出来高も急増している。13時に第1四半期決算短信(2019年4~6月、連結、IFRS基準)を発表し、売上高が前年同期比16%増加、営業利益は同48%増加したため注目集中となった。

 全世界販売台数は、前年同期比8.8%増の26.3万台となった。うち、海外販売は同9.7%増となり、国内販売は18年7月に発売した「フォレスター」、18年10月に追加グレードを発売した「SUBARU XV」の新型車効果などにより同2.9%増となった。

 3月通期の業績見通しは従来予想を継続し、全世界販売台数は105.8万台。想定為替レートは1ドル110円、1ユーロ120円。連結売上収益は3兆3100億円(前期比4.9%の増加)、営業利益は2600億円(同43%の増加)、親会社の所有者に帰属する当期利益は2100億円(同49%の増加)、1株利益は273円88銭。(HC)

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