【株式市場】日経平均は朝方の609円安を下値に回復し出来高が急増

株式

◆日経平均は2万299円69銭(420円60銭安)、TOPIXは1578.03ポイント(27.85ポイント安)、出来高概算(東証1部)は急増し7億4310万株

■「下ヒゲ」と出来高に注目する様子が

チャート14

 8月6日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの急落585ドル安を受けて株価指数の先物が先行安し、日経平均は取り引き開始直後に609円53銭安(2万110円76銭)と急落した。ただ、トヨタ自動車<7203>(東1)ソニー<6758>(東1)などが取り引き開始直後を下値に持ち直し、日経平均も徐々に回復。前引けは420円60銭安(2万299円69銭)となった。

 東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安いが、日経平均を含めて取引時間中に大きく下値を試す「下ヒゲ」を示現。大引けもこの状態で終われば、ひとまず底打ちを示唆する罫線になる。

 東証1部の出来高概算は急増し14億7447万株と最近の3倍に膨れ、売買代金も2兆5151億円。1部上場2149銘柄のうち、値上がり銘柄数は196銘柄、値下がり銘柄数は1914銘柄となった。(HC)

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