クリナップの第1四半期は増収増益で黒字転換

■第2四半期は利益面での上方修正が予想される

クリナップ<7955>(東1)の第1四半期は、増収増益で黒字転換となった。

第1四半期間は、18年9月に新発売したシステムキッチン「STEDIA」や、19年2月にリニューアルしたシステムキッチン「ラクエラ」など、付加価値の高い商品の販売に注力した。

その結果、20年3月期第1四半期連結業績は、売上高255億11百万円(前年同期比2.6%増)、営業利益2億35百万円(前年同期△2億11百万円)、経常利益2億94百万円(同△1億38百万円)、純利益1億49百万円(同△1億83百万円)となった。

第2四半期業績予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高49.6%、営業利益78.3%、経常利益89.1%、純利益296.0%となっていることから、利益面での上方修正が予想される。

ちなみに、20年3月期通期連結業績予想は、売上高1070億円(前期比2.4%増)、営業利益11億円(前期△4億65百万円)、経常利益11億50百万円(同△3億76百万円)、純利益5億50百万円(△7億04百万円)を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る