住友金属鉱山が6%高、「金」上場来の高値と伝えられ材料視

■国内で唯一商業生産を行う金鉱山「菱刈鉱山」を運営

 住友金属鉱山<5713>(東1)は8月9日、大きく出直って始まり、取引開始後に6%高の3034.0円(160.5円高)まで上げて約1週間ぶりに3000円台を回復した。国内で唯一、商業生産を行う金鉱山「菱刈鉱山」(鹿児島県北部)を運営しており、東京商品取引所の金先物相場が8日、上場来の高値をつけたと伝えられ、材料視されている。

 金相場については、「米中貿易摩擦や米連邦準備理事会(FRB)による利下げの影響で世界的に金融緩和の流れが進み、買い圧力が強まった。国際価格も6年4カ月ぶりの高値を更新しており、内外で価格の上昇が急ピッチで進んでいる」(8月9日付の日本経済新聞・朝刊より)という。(HC)

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