LibWorkの前6月期は営業利益が59%増加し今期末に上場記念の7円増配

■インターネットでの集客を特色とし戸建住宅事業などを展開

Lib Work(リブワーク)<1431>(東マ)は8月9日の後場、急伸し、取引開始後に16%高の1335円(184円高)まで上昇。上場来の高値に進んだ(2019年6月上場)。熊本・佐賀・福岡を中心にインターネットでの集客を特色とした戸建住宅の設計・施工・販売などを行い、昼12時30分に2019年6月期の決算(非連結)と上場記念配当を発表し、注目集中となっている。

■スザンヌさんと新商品を共同開発し6月は過去最高の引き渡し棟数

 2019年6月期の売上高は前期比29.2%増加して65.97億円となり、営業利益は同59.0%増加して5.32億円だった。6月には、にはタレントのスザンヌさんと新商品の共同開発を開始し、単月で過去最高の引き渡し棟数を達成することができた。

 2020年6月期の配当予想は、2019年6月期より7円増配し、年間で1株当たり32円の予定とした。

■今期はエリア拡大を加速し売上高24%増などめざす

 19年6月期は、大分エリア進出にともない、土地ポータルサイト「e土地net」大分版をリリースし、Web集客の拡大を図った。また、熊本県で3店舗目の総合住宅展示場への出店を行った。仕入れ価格と外注費の見直し、販売価格の調整を行うことで売上総利益率の改善に成功した。当期純利益は同53.5%増加して3.91億円となった。

 今期・2020年6月期は、19年7月に「ロボットが案内する無人のモデルハウス」を開始し、8月に大分市の総合住宅展示場へ出店を行い、本格的な営業活動を開始した

 9月には熊本市内で初となる南区の総合住宅展示場への出店を行う。Web発生客の送客場所を含めて集客の安定化を担う予定。また、福岡県への移動式展示場を建築することで、エリア拡大を加速していく。売上高は82.0億円(前期比24.3%の増加)を想定し、営業利益は6.9億円(同29.6%の増加)、純利益は4.62億円(同18.1%の増加)、1株利益は171円14銭の見込みとした。(HC) 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る