【株式市場】手控える理由を探す雰囲気があり日経平均は下げ幅200円台のまま小動き

株式

◆日経平均は2万455円44銭(229円38銭安)、TOPIXは1486.57ポイント(17.27ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億8249万株

 8月13日(火)後場の東京株式市場は、昼頃の円相場が1ドル105円台前半に進み約1年半ぶりの円高になったほか、香港のデモが収束する様子を見せないとされるなど、、手控える理由を探す雰囲気があり、日経平均は256円安で始まった。ただ、東京エレクトロン<8035>(東1)旭化成<3407>(東1)が後場は次第に持ち直すなど、主力株の一角が強い。日経平均も次第に下げ幅を縮小気味に推移し、前日比では3日ぶりに安いが底堅い印象となった。

 東証2部指数は3日続落、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は2日続落。

 後場は、第一三共<4568>(東1)が米国での関節腫瘍新薬承認などが注目されて一段とジリ高傾向を続け、資生堂<4911>(東1)は小高いまま続伸基調を継続。LibWork(リブワーク)<1431>(東マ)は上場記念配などが注目されて連日上場来の高値。マジェスティゴルフ<7834>(JQS)は第3四半期決算などが注目されて大引けまで買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算はお盆休み入りとあって後場伸びない印象で12億8249万株(前引けは6億3427万株)、売買代金は2兆1822億円(同1兆3250億円)。1部上場2149銘柄のうち、値上がり銘柄数は444(同394)銘柄、値下がり銘柄数は1655(同1704)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は、前引けに続き繊維製品1業種のみだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る