ヨコレイの第3四半期は、減収ながら利益率の改善により増益

 ヨコレイ〈横浜冷凍〉<2874>(東1)の19年9月期第3四半期は、減収ながら利益率の改善により増益となった。

 今期は、平成29年10月にスタートした第六次中期経営計画「Growing Value 2020」(3ヵ年)に基づき、冷蔵倉庫事業では「マーケットインに応える革新と進化」を目指し、食品販売事業では「食料資源の開発と食プロデュースによる安定供給構造の構築」を目指して、事業運営方針の各施策に取り組んでいる。

 その結果、19年9月期第3四半期は、売上高1067億79百万円(前年同期比17.8%減)、営業利益37億43百万円(同8.1%増)、経常利益41億37百万円(同10.5%増)、純利益25億50百万円(同8.3%増)となった。


 売上高については、2ケタの減収となったものの、営業利益率が前年同期の2.66%から3.5%へと改善したこともあり、増益となった。

 通期業績予想については、前回予想を据え置いている。

 ちなみに、19年9月期連結業績予想は、売上高1500億円(前期比12.7%減)、営業利益58億円(同20.2%増)、経常利益60億円(同11.7%増)、純利益37億円(同10.7%増)を見込んでいる。

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