エヌリンクスはNHK受信料の政府答弁が注目されて15%高

■放送受信料の契約収納業務も行い今期業績は奨学生など免除の影響が

エヌリンクス<6578>(東2)は8月16日、急反発となり、朝方に16%高の367円(51円高)まで急伸したあとも15%高(45円高)前後で推移している。スマートフォン向けゲームアプリの攻略サイト運営などのほか、営業アウトソーシング事業の中で「放送受信料の契約、収納業務」も実施。手掛かり材料としては、「NHK受信料『契約締結なら支払う義務』政府が答弁書」(朝日新聞デジタル2019年8月15日13時00分)などと伝えられたことが挙げられている。

 今期・2020年2月期の連結業績予想は、営業利益を1.63億円の赤字とするなど、各利益とも1.6億円前後の赤字の見通しとしている。7月11付で利益見通しを大きく減額修正した。要因としては、第1四半期から子会社ブロックチェーンゲームズ(株)を連結対象化したこと、19年2月から奨学金を受けている学生などに対する放送受信料の免除が実施され、「本事由の当社業務に与える影響は当社の予想を大きく超え」(リリースより)たこと、などとした。(HC)

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