【銘柄フラッシュ】エヌリンクスがNHK受信料の政府答弁で急伸しLibWorkは後場から急伸

株式市場 銘柄

 8月16日は、ワイヤレスゲート<9419>(東1)が18.6%高となり東証1部の値上がり率トップ。第2四半期の連結営業利益は前年同期比8割減だったが、今期は当初からヨドバシカメラとの販売業務委託契約の更改にともなう先行費用などで営業利益は大幅減益を想定しており、営業・経常・純利益とも第2四半期で通期予想を上回ったことが評価し直されたようで年初来の高値を大きく更新。

 ユニゾHD<3258>(東1)は15.7%高となり、日本経済新聞電子版が16日朝「HISから敵対的TOB(株式公開買い付け)を受けているユニゾHD(3258)が、対抗案を検討していることが分かった」と伝えたため思惑や憶測が再燃し、11時過ぎまで売買停止。結局ほとんど高値引けの15.7%高。一方、HIS(エイチ・アイ・エス)<9603>(東1)は前場活況高となり後場も堅調で5.8%高。

 ショーケース・ティービー<3909>(東1)は2日続けて大幅高となり13.9%高。14日発表の四半期決算を契機に値動き急となり、一時ストップ高の16.6%高。ブリッジインターナショナル<7039>(東マ)との提携展開への期待も再燃の様子。


 エヌリンクス<6578>(東2)は19.0%高と急伸し、NHKの受信料に関わる業務代行を行うため、NHK受信料を巡り、政府が「契約締結なら払う義務」とする答弁書を提示と伝えられて材料視。那須電機鉄工<5922>(東2)は一時ストップ高の1000円高(16.9%高の6900円)まで急伸し12.3%高。引き続き前週発表した業績予想の増額修正などへの評価が衰えず、発表翌日からほとんど連日大幅高。

 LibWork(リブワーク)<1431>(東マ)は後場開始から急伸し19.7%高。11時30分に自己株式の取得(自社株買い)と上場記念の期間限定の株主優待を発表し、注目集中。ポート<7047>(東マ、福Q)は再び急伸しストップ高の150円高(15.6%高の1110円)。9日に四半期決算発表と業績予想の増額、自社株買いを発表し、翌取引日にストップ高。一呼吸入れて再び急伸。   

 西川計測<7500>(JQS)は6.4%高となり、通信測定ソリューション事業も手掛け、10月に携帯電話事業に進出する楽天<4755>(東1)の基地局設置が遅れていると伝えられたことが刺激になったとの見方があった。(HC)

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