【銘柄フラッシュ】インパクトHDが急伸しNutsは売上高激増など注目され活況高

株式市場 銘柄

 8月19日は、ワイヤレスゲート<9419>(東1)が2日連続ストップ高の100円高(15.8%高の732円)となり、2日続けて東証1部の値上がり率トップ。第2四半期の連結業績が営業・経常・純利益とも通期予想を上回ったことなどが評価し直され、年初来の高値を大きく更新。営業利益は前年同期比8割減だったが、当初から大手量販店との販売業務委託契約の更改などで大幅減益を想定済み。

 KLab<3656>(東1)は13.8%高となり、JPX日経中小型株指数に採用され8月末から算出対象になることや、人気ゲームの公式ツイッターをブシロード<7803>(東マ)と開設と伝えられたことなどで活況高。ブシロードは11.0%高となり1週間ぶりに上場来の高値を更新。

 リニカル<2183>(東1)は9.1%高となり、為替の影響が大きいものの第1四半期の営業利益57%増などが注目されて戻り高値を更新。

 エプコ<2311>(東2)は15.5%高となり、8月23日の売買から東証1部に指定替えになることが材料視されて一気に出直り。フルスピード<2159>(東2)は9.9%高となり、8月27日(火)に中国最大の検索エンジン「百度」の日本法人であるバイドゥ株式会社と共催セミナーを開催することなどが材料視されて再び大きく出直り。

 インパクトHD(2019年4月メディアフラッグから商号変更)<6067>(東マ)はストップ高の400円高(20.8%高の2324円)となり、19日付で「テレビ東京「日経スペシャル未来世紀ジパング」8月21日(水)に当社代表が出演します」と掲示したことなどが言われて急伸。アンジェス<4563>(東マ)は北大とエボラ出血熱の新薬開発進むとの過日の報道が材料株相場の中で蒸し返されたとされ11.0%高。

 アイ・ピー・エス<4335>(JQS)はストップ高の150円高(17.7%高の996円)となり、SAPクラウドソフトウェア分析ツールが吉野家HD<9861>(東1)に採用とされて一気に戻り高値。Nuts<7612>(JQS)は7.7%高となり、第1四半期決算の売上高激増や赤字大幅改善などが注目し直されて一段高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る