ケイアイスター不動産が分譲住宅に「IoT家具」を開始、第1号はオリジナルキッチン

新製品&新技術NOW

■「家具×IoT」で脚光を集めるカマルク社の新工場から新仕様として提供開始

ケイアイスター不動産<3465>(東1)は8月20日の取引終了後、「家具×IoT」を具現化し好きな音楽や環境音を奏でるテーブル「SOUND TABLE」などの画期的な家具を生み出しているカマルク社(KAMARQ HOLDINGS PTE.LTD.本社:シンガポール、創業者/代表:和田直希氏)と共同で開発した、初のオリジナルキッチンを2019年8月中に新築分譲住宅の新仕様として提供開始すると発表した。

■戦略提携したカマルク社は日本向け家具OEM生産で品質は折り紙つき

 カマルク社は、日本国内メーカー向けにOEM(相手先ブランド製品の製造)にて建具・家具等の木工製品全般の企画・製造の実績を有しており、品質は、日本国内の消費者向けに折り紙つき。同社の、日本品質を満たす新工場と生産体制を生かし、独自のKEIAIブランドとして提供する方針だ。

■ 「不動産×IT」のケイアイスターと「家具×IoT」のカマルク社の強みを融合

 カマルク社とは、2018年4月に戦略的業務提携を締結しており、このたびのオリジナルキッチンは、共同開発製品の第1号。18年12月にカマルクグループのインドネシア新工場が完成し、19年6月からケイアイスター不動産のオリジナルキッチンの生産を開始した。

■好きな音楽や環境音を奏でるテーブル「SOUND TABLE」など画期的な家具を実現

 カマルク社は、日本国内メーカー向けにOEM(相手先ブランド製品の製造)にて建具・家具等の木工製品全般の企画・製造の実績を有しており、品質は、日本国内の消費者向けに折り紙つき。直近では、「家具×IoT」を具現化した「SOUND TABLE」(サウンドテーブル)や、特殊センサーで気温、湿度、照度などの室内状況やドアの開閉などをチェックし、小さい子どもの留守番や、ひとり暮らしの方の生活を見守ることができるドアなど、これまでにないコンセプトのプロダクトを生み出している。

 ケイアイスター不動産は、「不動産×IT」を合言葉に、近未来型のシステムを備えた「IoT住宅」の開発・普及に取り組んでおり、両社の強みを融合することで、より多くのユーザーの暮らしを満たす未来の住まい・暮らし方の創出を目指せると考え、戦略的な提携を締結した。  (HC) 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る