【株式市場】NYダウの大幅反落など影響するが日経平均は朝方の194円安を下値に回復

株式

◆日経平均は2万596円92銭(80円30銭安)、TOPIXは1495.19ポイント(11.58ポイント安)、出来高概算(東証1部)は低迷し4億4886万株

チャート12

 8月21日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅反落と米国景気鈍化の懸念などによるドル安・円高が影響し、日経平均は187円安で始まった。ただ、東京エレクトロン<8035>(東1)は堅調に始まりジリ高となるなど、半導体関連株や精密機器の一角が強く、日経平均は寄り後の194円60銭安(2万482円62銭)を下値に回復し、前引けは80円30銭安(2万596円92銭)となった。東証マザーズ指数は軟調、日経JASDAQ平均は安い。

スマートバリュー<9417>(東1)が急伸し、朝、トヨタ自動車やソフトバンクグループなどの共同出資会社MONET Technologies(モネ・テクノロジーズ)が設立したMONETコンソーシアムに参画したと発表し活況。ヤマシナ<5955>(東2)は取得期間1ヵ月少々と短期決戦型の自社株買い発表が注目されて活況高。LibWork(リブワーク)<1431>(東マ)は自社株買いと上場記念優待などが好感されてきたところに信用取引規制が掛かり需給の引き締まりが再認識されたと一段高。ドーン<2303>(JQS)は兵庫県警と連携したIT通報システムが材料視されて急伸。

 東証1部の出来高概算は4億4886万株、売買代金は7796億円。1部上場2149銘柄のうち、値上がり銘柄数は307銘柄、値下がり銘柄数は1752銘柄だった。(HC)

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