【引け後のリリース】KDDIがライフネット生命の筆頭株主に

引け後のリリース

■「au」の商品・サービスと融合した従来にない金融サービス提供

KDDI<9433>(東1)ライフネット生命保険<7157>(東マ)は20日の大引け後、資本業務提携などを発表し、KDDIがライフネット生命の普通新株式800万株 (議決権保有比率15.95%)を第三者割当方式にて30.4億円で取得するとした。5月中に行う予定。これにより、KDDIはライフネット生命保険の筆頭株主になる。これまでは保有していなかった。

発表によると、KDDIは、2015年2月にカードの申込み数が累計1000万件を突破した「au WALLET」や「au ID」を起点として、本提携により金融ビジネスをさらに推進し、金融事業領域での事業拡大を目指すとともに、auの商品・サービスと融合した従来にない新たな金融サービスをお客様に提供していく。ライフネット生命は、これまでどおり経営の独立性を維持・確保しながら、さらなる成長を目指す。

KDDIの株価は2012年から傾向的にジリ高基調を続け、4月10日に2898円の高値をつけた。直近も2880円前後で推移し、引き続き高値更新をうかがう相場となっている。

一方、ライフネット生命の株価は2015年2月の291円を安値に回復傾向となっており、4月8日に414円まで上げた。直近は380円前後となり、回復傾向の中での微調整となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る