イトクロは小学校での英語必修化など材料視され3日続伸基調

■6月に業績予想を減額したが中旬の1216円を下値にジリジリ持ち直す

 学習塾や予備校の情報サイト「塾ナビ」などを運営するイトクロ<6049>(東マ)は8月26日、10時30分にかけて1737円(70円高)まで上げて反発し、11時にかけては東証マザーズの値上がり率4位前後に躍進している。2020年度から小学校で英語教育が必修になることなどが材料視されている。

 さる6月7日、今期(2019年10月期)の通期業績予想を全体に減額修正して発表。主要因としては、「塾ナビ」のリスティング広告運用を巡り、Google(グーグル)の仕様変更にともなうクリック単価の上昇や、学校メディア・その他民間教育メディア事業で成長投資を実施すること、など。これを受けて株価は4割強の下げとなったが、6月18日の1216円を下値にジリジリ持ち直している。(HC)

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