アスラポートはラーメンチェーンの「どさん子」と業務提携
- 2015/4/21 08:41
- IR企業情報
■海外での日本食のチェーン展開を強化、豪に提携店
焼肉店「牛角」のフランチャイズチェーン(FC)店などを展開するアスラポート・ダイニング<3069>(JQS)は20日、ラーメンチェーンなどを手掛ける「どさん子」(東京都港区)と業務提携したと発表した。両社のブランドをいかし、海外での日本食のチェーン展開を強化する。
同社は、焼肉、居酒屋等の外食フランチャイズを中心に全国で429店舗を展開しており、13年度より新たに外食から生産事業への進出を果たし、多層的な付加価値を生み出すビジネスモデルの構築に取り組んでいる。また、潜在力の大きな市場の需要獲得を目指すため「海外市場への進出」を方針として、海外店舗の出店を目指してきた。
一方で、どさん子は、札幌ラーメンの「どさん子」を始め、「みそ膳」、「藤平」その他のブランドで全国にラーメンチェーン約300店を展開している。同社は、14年には、フランス(パリ)や米国(ロサンゼルス)にてラーメン店「どさん子」を出店するなど、海外進出にも積極的である。
業務提携は、海外で日本食のチェーン展開を共同で行っていくことなどが主な目的である。この第一弾として、同社子会社であり焼き鳥居酒屋を運営するとり鉄とどさん子とのコラボレーション店舗「DOSANKO MELBOURNE」を20日付けでオーストラリアのメルボルンに出店するとした。
同社は今後も、世界に通用する日本食チェーンのモデル店舗を確立し、更なる海外展開を目指す。