ハウテレビジョンは底値圏、20年1月期大幅増収増益予想

株式市場 銘柄

 ハウテレビジョン<7064>(東マ)は、就活サービス「外資就活ドットコム」運営を柱として、キャリアプラットフォーム事業を展開している。20年1月期大幅増収増益予想である。株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階で軟調展開だが、高値から半値水準で底値圏だろう。売り一巡して反発を期待したい。

■就活サービス「外資就活ドットコム」運営が柱

 19年4月東証マザーズに新規上場した。人材・就職支援企業として、グローバルプロフェッショナルを目指す若者層に特化したキャリアプラットフォーム事業を展開している。

 ハイクラス学生とハイクラス企業のマッチングを質・量共に最大化する就活サービス「外資就活ドットコム」運営が柱である。また第2新卒市場を中心とした若手ハイクラス層をターゲットとしたリクルーティング・プラットフォーム「Liiga」も育成している。

 なお18年12月にエン・ジャパン<4849>と資本業務提携している。

■20年1月期大幅増収増益予想

 20年1月期の非連結業績予想は売上高が19年1月期比25.3%増の8億24百万円、営業利益が38.8%増の1億円、経常利益が32.8%増の92百万円、純利益が14.3%増の59百万円としている。

 第1四半期は売上高が2億円、営業利益が21百万円だった。前年同期比大幅増収増益で、通期予想に対する進捗率は売上高24.3%、営業利益21.4%と概ね順調である。

 なお8月19日に第2四半期累計予想を上方修正した。下期に先行投資を予定しているとして通期予想は据え置いたが、通期ベースでも収益拡大を期待したい。

■株価は底値圏

 株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階で軟調展開だが、高値から半値水準で底値圏だろう。売り一巡して反発を期待したい。8月28日の終値は2312円、時価総額は約29億円である。

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