フレアスは底値圏、20年3月期増収増益予想
- 2019/8/29 08:32
- 株式投資ニュース
フレアス<7062>(東マ)は医療保険適用マッサージ事業を主力としている。20年3月期増収増益予想である。通期ベースで収益拡大を期待したい。株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階で軟調展開だが、高値から半値割れ水準で底値圏だろう。反発を期待したい。
■医療保険適用マッサージ事業が主力
19年3月東証マザーズに新規上場した。在宅医療サポート企業として、あん摩マッサージ指圧師によるマッサージ事業を展開している。その他事業として訪問看護事業も展開している。
マッサージ事業は、医療保険適用マッサージサービスを主力として、星野リゾートと業務提携したリラクゼーション目的の保険適用外マッサージサービスや保険適用外SPA(スパ)サービスも提供している。19年3月期末の事業所数(FC9ヶ所、保険適用外・SPA13ヶ所を除く)は87ヶ所である。19年7月には医療保険適用マッサージサービスに係るFC事業を開始した。
■20年3月期増収増益予想
20年3月期の非連結業績予想は、売上高が19年3月期比13.0%増の41億92百万円、営業利益が5.4%増の2億91百万円、経常利益が6.5%増の3億33百万円、純利益が5.8%増の1億86百万円としている。
既存事業所の成長、大阪エリア進出を含む4事業所の新設などで増収、あん摩マッサージ指圧師増員に伴う人件費・採用費増加を吸収して増益予想である。なお第1四半期は売上高が9億44百万円、営業利益が34百万円だった。通期ベースで収益拡大を期待したい。
■株価は底値圏
株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階で軟調展開だが、高値から半値割れ水準で底値圏だろう。反発を期待したい。8月28日の終値は1684円、時価総額は約39億円である。