カーメイトは「あおり運転」罰則化の観測を受け再び大きく上値を指向

■介護事業を譲渡し売上高と純利益は減益を見込むが営業利益は65%増を予想

カーメイト<7297>(JQS)は8月29日、再び大きく上値を指向し、一時14%高の937円(112円高)まで上げて出来高も増勢となっている。「360度ビュー」のドライブレコーダーなどを手掛け、「あおり運転、厳罰化検討、警察庁、新たな法整備も」(朝日新聞デジタル2019年8月28日05時00分)などと伝えられ、連想買いが再燃したとの見方が出ている。

 7月に発表した第1四半期の連結業績(2019年4~6月)は、介護関連事業の譲渡の影響があり、売上高は前年同期比14%減となったが、各利益はプロダクトミックスの見直し効果などもあり、前年同期比で黒字に転換した。3月通期の見通しは、売上高と親会社株主に帰属する当期純利益は減益を見込むが、営業利益は11.06億円(前期比65%増)、1株利益は95円77銭を想定する。(HC)

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