日本ホスピスホールディングスは19年12月期大幅増収増益予想
- 2019/9/2 07:40
- 株式投資ニュース
日本ホスピスホールディングス<7061>(東マ)は、入居者を末期がん患者や難病患者に限定した終末期ケアのホスピス住宅事業を主力としている。19年12月期大幅増収増益予想である。第2四半期累計は計画を下回ったが、通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は5月高値から反落して乱高下の形だ。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、調整一巡して出直りを期待したい。
■終末期ケアのホスピス住宅事業が主力
19年3月東証マザーズに新規上場した。入居者を末期がん患者や難病患者に限定した終末期ケアのホスピス住宅事業を主力として、訪問介護事業や在宅介護事業も展開している。ホスピス住宅は19年6月末時点で東京都、神奈川県、愛知県に13拠点を展開している。
■19年12月期大幅増収増益予想
12年12月期連結業績予想は、売上高が18年12月期比41.0%増の42億51百万円、営業利益が2.1倍の5億15百万円、経常利益が3.1倍の4億07百万円、純利益が2.1倍の3億12百万円としている。ホスピス住宅の新規開設も寄与して大幅増収増益予想である。
第2四半期累計は売上高が19億47百万円、営業利益が1億83百万円だった。ホスピス関連施設設計業務の売上計上時期が第4四半期に変更となり、売上高、利益とも計画を下回った。通期ベースで収益拡大を期待したい。
■株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階
株価は5月高値から反落して乱高下の形だ。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、調整一巡して出直りを期待したい。8月30日の終値は2450円、時価総額は約182億円である。