Amaziaはマンガ事業が主力
- 2019/9/2 07:33
- 株式投資ニュース
Amazia<4424>(東マ)はマンガアプリ事業を主力としている。課金収益が大幅伸長して19年9月期大幅増収増益予想である。第3四半期累計で通期利益予想を超過達成した。20年9月期も収益拡大を期待したい。株価は5月高値から反落して軟調展開だ。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、売り一巡して出直りを期待したい。
■マンガアプリ事業が主力
18年12月東証マザーズに新規上場した。経営理念に「世界にチャレンジするインターネットサービスを創る」を掲げ、マンガアプリ事業を主力として、広告・課金収入のフリーミアム型マンガアプリ「マンガBANG!」や、デビュー前マンガ作家発掘・育成を目指すマンガ投稿サービス「マンガEpic!」を運営している。
マンガアプリ「マンガBANG!」配信作品のジャンル・数の充実、積極的な広告宣伝費の投入などで、新規ユーザー層の獲得を推進している。
■19年9月期大幅増収増益予想で上振れの可能性
19年9月期の非業績予想(4月26日に上方修正)は、売上高が18年9月期比2.2倍の30億27百万円、営業利益が3.8倍の3億円、経常利益が3.7倍の2億83百万円、純利益が2.2倍の2億10百万円としている。
第3四半期累計は、売上高が23億06百万円、営業利益が3億15百万円、経常利益が2億96百万円、純利益が2億19百万円だった。課金収益、広告収益が大幅伸長した。
第3四半期累計で通期利益予想を超過達成したが、不確定要素も多いとして通期予想を据え置いた。ただし上振れの可能性が高いだろう。そして20年9月期も収益拡大を期待したい。
■株価は売り一巡
株価は5月高値から反落して軟調展開だ。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、売り一巡して出直りを期待したい。8月30日の終値は2650円、時価総額は約88億円である。