共和コーポレーションは下値切り上げ、20年3月期大幅営業増益予想
- 2019/9/3 07:10
- 株式投資ニュース
共和コーポレーション<6570>(東2)は長野県を地盤とするアミューズメント施設運営事業、およびアミューズメント機器販売事業を展開している。20年3月期大幅営業増益予想である。第1四半期の利益進捗率が低水準のため通期下振れに注意が必要だが、第2四半期以降の挽回を期待したい。株価は小動きでモミ合い展開だが徐々に下値を切り上げている。出直りを期待したい。
■長野県地盤にアミューズメント施設運営
長野県を地盤とするアミューズメント施設運営事業、および他社施設向けアミューズメント機器販売事業を展開している。アミューズメント施設運営事業はM&Aも活用して店舗数を拡大し、19年6月末時点の店舗数は合計59店舗である。
19年3月には一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)に加盟した。19年4月には北海道でアミューズメント施設を運営するスガイディノスと業務提携した。
■20年3月期大幅営業増益予想
20年3月期非連結業績予想は、売上高が19年3月期比23.3%増の150億円、営業利益が27.1%増の5億円、経常利益が21.0%増の5億88百万円、純利益が55.1%減の3億36百万円としている。純利益は特別利益が一巡して減益だが、積極的な新規出店やM&A効果で大幅増収・営業増益予想である。
第1四半期は、売上高が33億60百万円、営業利益が22百万円だった。利益進捗率が低水準のため通期下振れに注意が必要だが、第2四半期以降の挽回を期待したい。
■株価は下値切り上げ
株価は小動きでモミ合い展開だが徐々に下値を切り上げている。出直りを期待したい。9月2日の終値は630円、時価総額は約38億円である。