東名は戻り試す、19年8月期大幅営業・経常増益予想
- 2019/9/3 07:07
- 株式投資ニュース
東名<4439>(東マ)は中小企業向け光回線サービスのオフィス光119事業を主力としている。19年8月期大幅営業・経常増益予想である。20年8月期も収益拡大を期待したい。株価は8月の戻り高値から反落した。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、5月安値で底打ちして下値を切り上げている。戻りを試す可能性がありそうだ。
■中小企業向け光回線サービスが柱
19年4月東証マザーズに新規上場した。中小企業向け光回線サービスのオフィス光119事業を主力として、電力小売取次サービスのオフィスでんき119や情報端末機器販売などのオフィスソリューション事業、来店型保険ショップ運営のファイナンシャル・プランニング事業も展開している。
■19年8月期大幅営業・経常増益予想
19年8月期連結業績予想(7月12日に上方修正)は、売上高が18年9月期比9.7%増の108億56百万円、営業利益が67.9%増の5億89百万円、経常利益が53.2%増の6億38百万円、純利益が5.3%減の5億47百万円としている。税金費用の増加で最終減益だが、オフィス光119やオフィスでんき119の契約数が順調に増加して大幅営業・経常増益予想である。20年8月期も収益拡大を期待したい。
■株価は戻り試す
株価は8月の戻り高値から反落した。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、5月安値で底打ちして下値を切り上げている。戻りを試す可能性がありそうだ。9月2日の終値は3155円、時価総額は約76億円である。