コナカとサマンサタバサジャパンが活況高、持分会社化が好感される

■サマンサタバサジャパンの株式31%をコナカが取得、大きなシナジー期待

コナカ<7494>(東1)は9月3日、一段と出直って始まり、取引開始後に419円(11円高)まで上げて戻り高値を更新した。2日の夕方、サマンサタバサジャパンリミテッド<7829>(東マ)の株式取得(持分法適用関連会社化)を発表。業容拡大などに期待が集まっている。

 サマンサタバサジャパンリミテッドは取引開始後に一時29%高の295円(66円高)まで上げ、出来高も増加している。発表によると、同社は、バッグやジュエリーを中心に世界に向けたブランドビジネスを展開。一方、コナカは紳士服が中心。このため、両社とも高いシナジー効果が期待できる、とした。

 サマンサの筆頭株主であり、コナカの代表取締役である湖中謙介氏より、その保有全株式(2019年6月21日現在31.30%保有)をコナカが取得する。(HC) 

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