【銘柄フラッシュ】サマンサJpnが活況高となり、アトラは「降格」回避策への期待で連日ストップ高
- 2019/9/3 19:09
- 株式投資ニュース
9月3日は、アトラ<6029>(東1)がストップ高の80円高(27.3%高の373円)となり、8月の時価総額が東証2部への指定替え基準に抵触し、その猶予期間に入ったとの2日発表を受け、株高を促す策が総動員されるとの期待が広がり2日連続ストップ高。
マイネット<3928>(東1)は9.3%高となり、9月2日付で2件のニュースリリースを発表したことなどが材料視されて反発。
曙ブレーキ工業<7238>(東1)は3日続伸し9.2%高。事業再生ADRが動き出しトップ人事の発表を受けて出直り継続。
三菱製紙<3864>(東1)は7.0%高となり、リサイクル炭素繊維不織布「カーボプラス・リプロ」を「新たな価値をプラスする素材・技術の展示会:エヌプラス展」(9月11日から13日)に出展することなどが言われて活況高。
インタートレード<3747>(東2)は4日連続ストップ高の100円高(18.0%高の657円)となり、LINE証券に売買システムを納入との発表を契機とした相場に一段と弾み。信用取引規制の発動よって買い戻しを誘発するとされて一段高。ウインテスト<6721>(東2)は8.3%高となり、和歌山大などと「ECGとPPGを用いたカフレス血圧推定法」の開発を開始との過日発表や7月決算への注目の再燃が言われて高値を更新。理経<8226>(東2)は5.6%高となり、土砂災害に関するVRシミュレーションシステムなどの防災ソリューションを取り扱うことが材料視され出直り拡大。
サマンサタバサジャパンリミテッド<7829>(東マ)は21.0%高となり、紳士服のコナカ<7494>(東1)の持ち分適用会社になることなどが材料視されて活況高。ホープ<6195>(東マ)は9.9%高となり、自治体PR事業などを行うため、ふるさと納税を巡る問題が追い風材料とされて高値を更新。
ニックス<4243>(JQS)はまたもやストップ高の150円高(17.6%高の1001円)となり、さる8月7日に射出成形時のガス発生を抑制する技術を開発との工業紙報道を受けてストップ高となってから動意が活発化し出来高も増勢となり、投機色が強まった。(HC)