アジャイルメディア・ネットワークは底値圏
- 2019/9/4 08:13
- 株式投資ニュース
アジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東マ)は、企業プロモーション向けに「アンバサダープログラム」を提供している。19年12月期赤字予想だが、20年12月期収益改善を期待したい。株価は安値を更新したが底値圏だろう。反発を期待したい。
■「アンバサダープログラム」を提供
好きな企業やブランドの魅力を自発的に口コミで身近な人に伝えるファンをアンバサダー(大使)と定義し、企業のプロモーション向けにソーシャルメディアや体験を通じてアンバサダーを育成・活性化するファン発見・活性化・分析サービス「アンバサダープログラム」を提供している。
19年6月にはパーソナライズド動画生成のクリエ・ジャパンを子会社化した。
■19年12月期赤字予想だが20年12月期収益改善期待
19年12月期連結業績予想(連結決算に移行)は売上高が10億48百万円、営業利益が3百万円の赤字、経常利益が10百万円の赤字、純利益が18百万円の赤字としている。アンバサダー事業よりも成長が見込める新規事業領域拡大に向けて人員をシフトしたため売上が計画を下回り、利益も下方修正して赤字予想となった。
クリエ・ジャパンの連結も寄与して20年12月期の収益改善を期待したい。
■株価は底値圏
株価は安値を更新して8月29日に836円まで下押したが底値圏だろう。反発を期待したい。9月3日の終値は890円、時価総額は約19億円である。