ディップが年初来の高値、FAST RPA「コボット」の連携に注目集まる
- 2019/9/4 10:00
- 材料でみる株価
■2200社以上の派遣会社が導入済みの「スタッフナビゲーター」と共同展開
ディップ<2379>(東1)は9月4日、再び上値を追って始まり、取引開始後に2473円(79円高)まで上げて約1週間ぶりに年初来の高値を更新した。3日付で、業務効率化を支援するFAST RPA「コボット」がユニテックシステム株式会社(東京都台東区)の派遣会社向け基幹システム「スタッフナビゲーター」と連携したと発表し、注目されている。
「コボット」は、人材・労働力不足に悩みながらも、従来型のRPAサービスでは資金面や運用面などで様々な課題があるために導入や継続利用が難しい中小企業向けに開発された新サービス。一方、「スタッフナビゲーター」は、派遣業における日常の煩雑な業務を簡単かつスムーズに処理出来る基幹業務システムで、2200社以上の派遣会社が導入済み。
この連携により、「スタッフナビゲーター」を利用する派遣会社は、「コボット」を現場に導入するだけで、「応募対応」「時間外対応」「派遣管理」にかかる繁雑な業務を自動化することができる。また、今後は、ユニテックシステム社が提供する「キャスティングナビ」にも対応する予定とした。(HC)