【株式市場】日経平均1万9800円回復し新規上場株は底堅い

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万9811円89銭(177円40銭高)、TOPIXは1602.94ポイント(20.26ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億3456万株

チャート15 21日前場の東京株式市場は、ここ数日の対ユーロでの円高基調が円安に転換し、NY株も大幅反発の208ドル高となったことなどが好感され、朝方は株価指数の先物主導で主力株が軒並み上げる展開となり、日経平均は前引けにかけて177円40銭高(1万9811円89銭)まで上げて前場の高値引けとなった。一方、東証マザーズ指数は小安い。

 武田薬品工業<4502>(東1)が引き続きiPS細胞に関する京都大学との提携などが好感されて続伸し、岩崎電気<6924>(東1)は米GEと組んで東京オリンピック施設のLED照明を狙うとの報道を好感し急伸。エナリス<6079>(東マ)は経済産業省の実証事業への採択などが好感されてストップ高となり、クリムゾン<2776>(JQS)は中国展開や業績上ぶれ期待などが言われて急伸。

 本日新規上場となった不動産管理、仲介、運用などのシーアールイー<3458>(東2、売買単位100株)は9時12分に公開価格3620円に対し7%安い3355円で売買が成立し初値がつき、その後は3425円まで上げ、前引けは3315円となった。

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