ベステラはリバーHD社と資本業務提携契約を締結
- 2019/9/4 14:20
- IR企業情報
■両社の持つ独自の工事、リサイクル等の技術を相互提供する体制を整える
ベステラ<1433>(東1)は3日、リバーHD社と資本業務提携契約を締結し、INCJ(本社:東京都千代田区)の保有するリバーHD社株式を引き受けることを決議した。
リバーHD社は110年超の歴史を持つ、日本を代表するマテリアルリサイクラ―で日本発のマテリアルリサイクル(静脈)メジャーを目指し、中小規模事業者の多い業界において積極的に統合・連携を推進し、業界再編を推進すると共に、いわゆる製造業等の製品を生み出す動脈産業と連携したリサイクルの推進や日本全国で幅広い品目をワンストップで処理することで、環境認識の高い事業を展開している。また、その高いリサイクル技術を活かし海外への展開を積極的に進めている。
同社は、以前よりリバーHD社と協力関係を築いてきたが、今回、更に進んで、両社の持つ独自の工事、リサイクル等の技術を相互提供する体制を整えることで、日本の産業構造において、老朽化が進み解体更新の時期を迎える大規模なプラント設備などに対して、安全かつ適切で効率的なサービスを協力して提供することが可能となる。
また、業務提携に伴い、同社はINCJ社の保有するリバーHD社の株式250万株(発行済み株式総数に対する割合14.59% 取得価額24億80百万円)を譲受ける。これに伴い、リバーHD社の議決権保有比率10%以上を保有する。
今回の業務提携が同社に与える影響は未定であるが、中長期的には同社の企業価値向上に繋がる業務提携と捉えている。