ファイバーゲートは戻り試す、20年6月期大幅増収増益予想
- 2019/9/9 07:59
- 株式投資ニュース
ファイバーゲート<9450>(東1)はWi-Fiソリューション総合サービス企業である。20年6月期大幅増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は8月の直近安値圏から反発の動きを強めている。調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。
■独立系Wi-Fiソリューション総合サービス企業
独立系のWi-Fiソリューション総合サービス企業である。
19年6月期の売上構成比は、レジデンスWi-Fi事業(マンション・アパート向け無料インターネット接続サービス)が75%、フリーWi-Fi事業(観光地や商業施設向けフリーWi-Fiサービス、法人ネットワーク事業、Wi-Fiプロダクト事業)が25%だった。
■20年6月期大幅増収増益予想
20年6月期連結業績予想は売上高が19年6月期比26.9%増の69億10百万円、営業利益が14.3%増の10億70百万円、経常利益が19.5%増の10億60百万円、純利益が21.6%増の6億70百万円としている。
積極的な営業活動の成果で新規契約が増加基調であり、大幅増収増益予想としている。セグメント別売上はレジデンスWi-Fi事業が23.7%増収、フリーWi-Fi事業が36.2%増収の計画である。収益拡大を期待したい。
■株価は戻り試す
株価(19年6月14日付で東証マザーズから東証1部に市場変更、19年9月1日付で株式2分割)は、8月の直近安値圏から反発の動きを強めている。調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。9月6日の終値は1681円、時価総額は約333億円である。