メディア工房は調整一巡
- 2019/9/9 07:54
- 株式投資ニュース
メディア工房<3815>(東マ)は占いコンテンツ事業を主力として、ゲームコンテンツ事業やメディア事業も展開している。19年8月期大幅増益予想だが、第3四半期累計が減収減益であり、通期下振れに注意が必要だろう。20年8月期の収益拡大を期待したい。株価は急伸した7月の年初来高値から急反落して乱高下の展開となったが、調整一巡して出直りを期待したい。
■占いコンテンツ事業が主力
占いコンテンツ事業(占いコンテンツサービス、ユーザーと占い師を電話で直接結びつけるOne to Oneサービス)を主力として、子会社におけるゲームコンテンツ事業、キュレーションサイト運営のメディア事業なども展開している。
■20年8月期収益拡大期待
19年8月期連結業績予想は、売上高が18年8月期比1.3%増の22億円、営業利益が2.1倍の1億50百万円、経常利益が97.9%増の1億40百万円、純利益が3.9倍の80百万円としている。
第3四半期累計は前年同期比9.6%減収、50.0%営業減益だった。占いコンテンツサービスの苦戦、ゲーム子会社のブルークエストの事業縮小などで減収減益だった。通期下振れに注意が必要だろう。20年8月期の収益拡大を期待したい。
■株価は調整一巡
株価は急伸した7月の年初来高値から急反落して乱高下の展開となったが、調整一巡して出直りを期待したい。9月6日の終値は424円、時価総額は約48億円である。