【株式市場】半導体関連株などが高く日経平均は一時133円高まで上げる

株式

◆日経平均は2万1305円89銭(106円32銭高)、TOPIXは1546.62ポイント(9.22ポイント高)、出来高概算(東証1部)は4億1556万株

 9月9日(月)前場の東京株式市場は、日経平均が15円高で始まった後、一瞬軟化しただけで次第に上値を追い、10時450分頃には133円94銭高(2万1333円51銭)まで上げた。朝方は対ユーロで円高だったが次第に鈍化。ソニー<6758>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)などが上げたほか、日本取引所グループ<8697>(東1)がサウジアラムコの上場期待などで上げ、業種別指数の「その他金融」を牽引。日経平均は前引けも106円32銭高(2万1305円89銭)と堅調だった。主な株価指数はそろって高い。

ユニー・ファミリーマートHD<8028>(東1)がドン・キホーテ運営会社の株式追加取得効果への期待や大手証券に四つ目標株価の引き上げなどで戻り高値を更新し、SBIホールディングスの島根銀行への出資を受け筑波銀行<8338>(東1)など地銀の一角が高い。sMedio<3913>(東マ)は新4K衛星放送対応ブラウザなどへの期待が再燃とされて一段高となりストップ高。カーメイト<7297>(JQS)は「あおり運転」を巡る機材への需要増加や法制化の動きなどが材料視されて高値を更新。

 東証1部の出来高概算は4億1556万株、売買代金は7137億円。1部上場2151銘柄のうち、値上がり銘柄数は1509銘柄、値下がり銘柄数は525銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他金融、保険、小売り、石油・石炭、非鉄金属、医薬品、食料品、サービス、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る