【株式市場】材料株など強く日経平均は上げ幅100円台を保ち4日続伸

株式

◆日経平均は2万1318円42銭(118円85銭高)、TOPIXは1551.11ポイント(14.01ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億6437万株

 9月9日(月)後場の東京株式市場は、日本取引所グループ<8697>(東1)がサウジアラムコの東証上場への期待再燃などで一段とジリ高基調になり、米中の貿易協議再開などで日経平均への寄与度の大きい安川電機<6506>(東1)ファナック<6954>(東1)は前場の高値水準で強調推移。日経平均は100円高で始まり、やや値を消したあと再び強基調に復帰。大引けも上げ幅110円台で4日続伸となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、gumi<3903>(東1)が第1四半期決算の一部黒字転換や9月12日から開催の東京ゲームショウ2019への期待などでストップ高に達し、コンテック<6639>(東2)は空港や水門の防災IoTが注目されて一段高。はてな<3930>(東マ)KADOKAWA<9468>(東1)とのパートナーシップ締結が注目されて終盤に一段とジリ高。ジーダット<3841>(JQS)は群馬大学との共同研究契約が注目されて朝方からストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億6437万株(前引けは4億1556万株)、売買代金は1兆7088億円(同7137億円)。1部上場2151銘柄のうち、値上がり銘柄数は1696(同1509)銘柄、値下がり銘柄数は368(同525)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他金融、石油・石炭、建設、非鉄金属、食料品、小売り、保険、医薬品、陸運、などだった。(HC)

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