夢真HDは自社株買いの枠拡大と期間延長が好感されて年初来の高値を更新

■8月の月間グループ稼働人数は前年同月比28%増加し好調続く

夢真ホールディングス(夢真HD)<2362>(JQS)は9月10日、一段高となり、朝方に5%高の900円(45円高)まで上げて年初来の高値を更新し、10時半にかけても890円(35円高)前後で推移。出来高も増勢となっている。建設技術者派遣、エンジニア派遣などを行い、9日夕刻、自己株式取得(自社株買い)の取得枠の拡大、および取得期間の延長を発表。好感されている。

 現在実施中の自社株買いは、上限株数が270万株(自己株式を除く発行済株式総数の3.62%)、上限金額は20億円(2018年12月20日から19年9月30日まで実施)となっている。これを、上限株数405万株(135万株増加)、上限金額30億円(10億円増額)とし、実施期間は19年12月19日までとした。

 また、5日に発表した「8月度・月次稼動人数速報」はグループ稼働人数は8749名(前年同月比28.5%の増加)となり、続けて大幅な増加となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る