ケイアイスター不動産は「NHK大河に渋沢栄一」も好感され上場来の高値を連日更新
- 2019/9/10 12:09
- 材料でみる株価
■「家具×IoT」「KEIAIでんき」「JPX日経中小型株指数」など材料連打
ケイアイスター不動産<3465>(東1)は9月10日、一段高となり、1997円(27円高)まで上げて上場来高値を連日更新した。埼玉県・本庄市を地盤に一次取得者向けのデザイン住宅の分譲などを行い、業績は売上高、各利益とも連続最高を更新する見込み。10日は、NHK総合テレビの再来年の大河ドラマが、同市と隣接する深谷市出身の渋沢栄一の生涯を描く「青天を衝け」に決定と9日伝えられたことを事業に追い風とみて注目する様子もある。
同社はこのところ注目材料の連打となっており、8月に「家具×IoT」を具現化したオリジナルキッチンを新築分譲住宅の新仕様として提供開始すると発表し、9月に入ると電力販売事業「KEIAIでんき」の10月1日スタートを発表した。
また、東証と日本経済新聞社が共同で算出する株価指数「JPX日経インデックス400」(JPX日経400)と「JPX日経中小型株指数」の構成銘柄の定期入れ替えにより、8月30日からJPX日経中小型株指数の構成銘柄になった。(HC)